01 · 湯とともに
湯に入れば、
湯に入れば、鞄も濡れる。
日本の湯浴みは、ただ体を洗うことではありません。一日の終わりに、騒がしさから静けさへと渡る、小さな儀式です。深大トートは湯のそばまで一緒に行き、湯に入れば、まるごと濡れます。儀式には、儀式のための道具を。


日本の湯浴みは、ただ体を洗うことではありません。一日の終わりに、騒がしさから静けさへと渡る、小さな儀式です。深大トートは湯のそばまで一緒に行き、湯に入れば、まるごと濡れます。儀式には、儀式のための道具を。

湯船、桶、縁台。ヒノキは古くから、湯気の中で生きてきました。革は湯気が苦手です。染みになり、こわばり、かびることもあります。だから深大トートは、かつての湯かごの記憶を、ヒノキの手仕事でつくり直したものです。

底の湿った鞄を、床に置きたくはありません。深大トートは自立し、口が開いたまま形を保ち、置かれた場所の風景になじみます。湯のそばで暮らしてきた道具の、静かな佇まいです。

大工が一点ずつ、板を選び、木目を見て、手で組み上げます。天然素材のため、木目も色味も、一点ごとに違います。同じものは、ひとつもありません。

深大トートは、経年変化を前提に設計しています。使い込むほどに、香りは静かに落ち着いていく。湯を経て、なお美しくあるように。永く使えるものを、少なくつくる。使い捨てないことが、森の資源へのいちばんの敬意だと考えています。
湯船にも、
ミリメートル。調布・深大寺のほとりで、大工が一点ずつ。
23,000円税込・送料別
予約販売 第一弾は番号入り十二点。2026年12月20日までにお届けします。